応急生活支援事業とは
一時的に生活に困っている世帯等の自立の援助を図るため、生活が一定程度安定するまでの間に必要な生活必需品等の貸出及び提供を行います。現在新型コロナウイルス感染症の影響により緊急を要する世帯へ迅速な支援が行えるよう、提供食料を拡充して対応にあたっています。
対象世帯について
登別市内に住所を有しており、次の項目のいずれかに該当する世帯が対象です
・初任給支給前などで一時的な生活に困っている世帯
・生活保護受給開始までに生活用品がない世帯(貸出のみ) など
貸出・提供用品について
必要な生活必需品等の貸出及び提供の内容については、次の表のとおりです。
【貸出用品】
1.寝袋
2.カセットガスコンロ
3.ストーブ
4.炊飯ジャー
5.電気ケトル
6.食器セット
【提供用品】
1.トイレットペーパー
2.ティッシュペーパー
3.洗面セット(歯ブラシ、タオル、コップ)
4.食料(配食サービス、インスタント食品、非常食、乳幼児食など)
5.生活用品(なべ、フライパン、乳幼児製品など)
6.その他、必要と認められる提供用品
※必要最低限の用品に限り、1件あたり、5,000円程度、年1回を限度とします。
登別市民生委員児童委員協議会との連携
新型コロナウイルス感染症の影響による失業や減収で困窮状態にある世帯に対し、一時的に食料品や生活物品等(一週間分程度)を無償でお渡ししています。2021年度は登別市民生委員児童委員と連携して提供物品を拡充しました。コロナの罹患によって外出ができない単身世帯等も対象となります。
登別社協で相談を受け、必要に応じた物品を提供し、後日お住まいの地区の担当民生委員・児童委員が訪問します。地域の相談役である民生委員・児童委員とこの機会につながることで、日頃から相談できる関係性づくりを目指します。


フードバンク事業との協定締結
特定非営利活動法人ワーカーズコープが行うフードバンク事業(フードバンクいぶり)と協定を締結し、食べるものがなく困窮している世帯へ一定期間食料品を無償提供できる体制となりました。
※フードバンク事業とは、食品関連企業等より寄贈される食料品を集め、福祉施設や支援団体等を通し必要な人へ届ける活動。まだ食べられる食料品の廃棄削減と活用が期待されています。
対象世帯や貸出・提供用品の詳細については、社協までお問い合わせください。