ボランティアセンターでは、市民の福祉意識向上とボランティア活動への参加促進をめざし「出前福祉講座」を行っています。
「出前福祉講座」では、様々な学習テーマを通して⾝近な福祉について考える講座を企画から講師派遣・実施まで、ボランティア団体や関係機関などと協働し、講座に関わる全ての⼈が福祉について学び合えるようご希望に合わせたコーディネートを⾏います。学校の授業や企業・団体の研修等にぜひご活用ください。
詳細は以下のパンフレットからご覧いただけます。
20240423-04-demae-FUKUSHI-pamphletダウンロードはこちらから
≪不便だけど不幸ではないというメッセージを伝えながら≫
登別視力障害者協会 松本優子さん
講師として出前福祉講座に協力して20年以上になります。
講座の中で大切にしているのは、「障がいは不便だけど不幸ではないし悲観してもいない。みんなと同じように普通に楽しく暮らしているよ」というメッセージを自分の姿や言葉から伝えることです。
大根のかつら剥きを披露し料理が得意なことを伝えつつ、初めていく場所では道がわからないので、町で白杖を持って困っている人を見かけたら手伝ってほしいことを話します。
子どもたちからの素朴で素直な質問には、こちらが気付かされる場面もあり新鮮です。
たった1度の機会でも、出前福祉講座を受けた経験があるかないかの違いは大きいと思います。それを励みに、これからも講座を通して障がいへの理解を広めていきたいです。