民生委員・児童委員活動

民生委員・児童委員、主任児童委員とは…

民生委員・児童委員とは、地域住民のなかから選ばれ、自らも住民の一員という性格をもち、担当区域における住民の見守りや相談活動を行ないます。

主任児童委員とは、子どもや子育て家庭への支援を専門に担当する民生委員・児童委員であり、担当区域はもちません。

厚生労働大臣から委嘱された非常勤の地方公務員であり、無給のボランティアとして活動しています(活動に必要な電話代・交通費などに充てる実費弁償費の支弁があります)。

民生委員・児童委員活動の内容

①高齢者などの見守り・安否確認のための訪問活動や、地域住民が抱える悩みや心配事の相談にのり、必要に応じて専門機関へつなぎます。

②高齢者や子育て家庭を対象としたサロン活動などに取り組むとともに、地域・学校行事などへ参加し、住民との交流を深めます。

③行政などの依頼に基づく高齢者世帯状況調査や地域福祉活動に活用される共同募金の呼びかけなど、関係機関との連携・協力を図ります。

④月例の会議を開催し、委員同士の情報交換や地域課題などについて話し合うとともに、日々の研鑽のため、各種研修会に参加します。

法定単位民生委員児童委員協議会と定数

法定単位民児協名定数
登別地区19名
中央東地区27名
中央西地区21名
緑陽地区27名
美園・若草地区20名
鷲別地区17名
合計131名

※ご自身の担当地区の民生委員・児童委員を確認したい場合は、お問合せください。

コロナ禍での新たな取り組み

新型コロナウイルス感染症の影響により地域の状況が変化していることを受け、登別市民生委員児童委員協議会と登別社協では、「つながり」と「安心した暮らしを支える」をキーワードとした取り組みを進めます。

◆タブレットつながり事業

遠方の家族になかなか会えず寂しい想いを抱える方や、面会が中止のため入院・入所した家族と会えない方へ、オンラインを活用したテレビ電話を民生委員・児童委員が訪問してお手伝いします。

事業の詳細はこちらからご覧ください。

コロナ対応応急生活支援事業

新型コロナウイルス感染症の影響による失業や減収で、困窮状態に陥る世帯に対し、支援によって生活の立て直しが見込める場合、一時的に食料品や生活物品等(一週間分程度)を無償でお渡しする「応急生活支援事業」を拡充しました。コロナの罹患によって外出ができない単身世帯等も対象となります。

登別社協で相談を受け、必要に応じた物品を提供し、後日民生委員・児童委員が訪問します。この機会に民生委員・児童委員とつながることで、日頃から相談できる関係性づくりを目指す仕組みです。

事業の詳細はこちらからご覧ください。